マッチ棒だけで、火はつきません。
マッチ棒に火をつけるために必要なのは、摩擦です。
マッチ箱の粗い側面にマッチ棒をこすり、摩擦によって火がつきます。
夢も、マッチ棒のようなものです。
私たちは、なめらかでスムーズな生活を望もうとします。
すらすらなめらかになれば、ストレスがなくなり、快適な毎日を送ることができるでしょう。
しかし、なめらかな生活では摩擦がないため、火がつきにくいです。
いきなり火はつきません。
火をつけるためには、摩擦が必要です。
本当のことを言えば、生活の中に、ざらざらしたストレスは多少あったほうがいいのです。
適度なストレスは、夢への道のりを手助けします。
スムーズにいかず「いらいらするなあ」というストレスがあるから、夢に火がつきます。
「負けてたまるか。頑張ってやるぞ」という反骨精神が炎炎と燃え始め、モチベーションが上がります。
ざらざらしたストレスのある生活があって、正解です。
ざらざらしたストレスが、あなたの心に、火をつけるのです。