「年を取れば誰でもにおうものだ」
「口臭は誰にでもあって当然」
「運動して、汗のにおいがして、何が悪い」
こういう考え方も、一理あります。
加齢臭は、年を取れば、誰でもある程度は発生するものです。
人間なら誰でも食事をしますから、多少の口臭はあって当然です。
運動すれば汗をかきますから、汗臭くなるのは当たり前です。
小さなことにも動じない考え方は大切です。
「素晴らしい」と思います。
もちろん極端な不衛生は周囲の迷惑になるので、改善すべきですが、小さな体臭は、誰にでもあるものです。
しかし、においに動じなければ、万事がうまくいくとは限りません。
その体臭が、病気のサインである可能性もあるからです。
病気かどうかを見分けるのは、なかなか難しいものです。
病気のサインであると見分けるための、目安があります。
今までは何もにおわなかったのに、突然におい始めるのは、不自然です。
単なる衛生上の問題ではなく、体の内部で、何らかの大きな変化がある可能性があります。
体臭は、一般的に、不衛生が原因です。
汚れたようなイメージを連想させる、くさいにおいが中心です。
しかし、あまりに限度を超えるような異臭の場合は、不衛生以外が原因である可能性があります。
上記のような状況に当てはまるなら、何らかの病気のサインである可能性があります。
体臭ばかりを気にしすぎるのは精神的によくありませんが、気にしておきたい体臭があるのもたしかです。
念のため、総合病院など大きな医療機関で総合的に見てもらうことをおすすめします。