にきびができやすかったり、治りにくかったりする原因は、あなたの手かもしれません。
机に座って本を読むとき、顎に手を置く癖はありませんか。
顎に手を置くと、少し楽になるので、よく見られる姿勢です。
何気ないしぐさですが、にきびの原因です。
手で顔をむやみに刺激するのは、よくありません。
手が顔に触れたとき、手に付着している菌が顔に移ってしまいます。
手は体の中でも、菌が最も多い場所の1つです。
「手が汚れるようなことはしていない」
手が汚れるようなことをしなくても、普段生活を送っているだけで、手が汚れやすくなります。
ペンを持ったり、キーボードを叩いたり、机の引き出しをあけたりなど、手は使う頻度が多いため、汚れやすいのです。
にきびのある顔にはアクネ菌がたくさんいますが、目には見えませんよね。
見た目はきれいであるように思える手にも、いつの間にか雑菌が付着しているのです。
特にドアノブは、さまざまな人が触っている部分です。
にきびの原因であるアクネ菌は、移る性質があります。
ドアノブを仲介して、菌が人から人へ移ることは、十分考えられます。
しかもドアノブなんて、毎日洗うような場所ではありませんよね。
顎に手を乗せる癖だけではありません。
自分の手の動きに注意を向けてみましょう。
次のような、手で顔を触れる癖に心当たりはありませんか。
鼻を触る癖。
額をなでる癖。
頬を触る癖。
口元を触る癖。
眉毛を触る癖。
耳たぶを引っ張る癖。
もしこういう癖に心当たりがあれば、今日からやめましょう。
美肌はもちろん、にきび対策という意味においても、顔に手を触れる癖はできるだけ控えるようにしましょう。