相手の話に同意をするとき「その気持ちわかる」ということがあります。
「その気持ちわかる」という言葉は、なかなか難しい一言です。
状況によって、相手を傷つけることがあるからです。
「簡単に理解できるほど、自分の気持ちは単純ではない!」
「話を軽く見られているようだ」
反感を抱く場合が多いものです。
もちろん悪気があって言ったわけではありません。
相手の気持ちを積極的に理解してあげようとしています。
状況や相手にもよりますが、反感を抱かれる場合が多いのです。
軽々しく「その気持ちわかる」というのは気をつけたほうがいいでしょう。
もし「その気持ちわかる」を言いそうになったら、別の表現を使いましょう。
「似たような経験がある」です。
完全に同じ経験はなくてもいいので、似たような経験があれば、告白しましょう。
この言葉は相手を傷つけません。
完全に相手の気持ちを理解はできなくても、少しでも理解しようとする努力や気遣いが感じられますね。
この言葉に、ほっと相手も癒されるのです。