こだわりを持つと、人生が楽しくなります。
自分にとってどうしても譲れないことがあれば、どんどんアピールしていきましょう。
譲る必要もありません。
何でも相手に合わせる自分になるのではなく、自分にとってこだわりのあることがあれば、譲らないことも必要です。
こだわりまで譲ってしまっては、あなたにとって本当に大切なことが何なのかがわからなくなります。
私が付き合っている彼女は「ビーズアクセサリー」に、こだわりを持っています。
デートの最中でもビーズアクセサリーのコーナーを見つけると、私が引っ張ってデートをしていたのに、逆に引っ張られます。
ビーズアクセサリーのコーナーには、たくさんの石や小物が置かれていました。
こだわりのない私には、単なる石に見えます。
彼女は小さな石1つに、延々とうんちくを並べます。
「これはこう見えても貴重な石で、本当は海外じゃないと手に入らないんだよ。この形がいい。この色の石は珍しい」
いろいろ説明してくれます。
お店では、店員より詳しくなっているくらいです。
私は「これが彼女のこだわりなんだな」と思いました。
ビーズアクセサリーのコーナーを見ているときの彼女は、生き生きしています。
1人でとても楽しそうにしています。
「私と付き合うより、ビーズアクセサリーと付き合えば」と、嫉妬してしまうくらいになります。
しかし、彼女にとってのこだわりでしょうから、そっとすることにしています。
少々デートの予定が変更しても、彼女のこだわりは邪魔しないようにしています。
というより、楽しそうに生き生きした表情をしているので、邪魔したくないのです。
いろいろな性格の人がいるように、こだわりも人それぞれです。
音楽にこだわりのある人がいれば、洋服にこだわりを持っている人もいるでしょう。
そのこだわりは、大切にすることです。
あなたのこだわりをほかの人が「そんなの大したことない」とか言って価値をわかってくれないかもしれません。
しかし、あなたが「これはいい」というこだわりがあれば、わかってくれる人がいなくてもどんどん積極的になっていいのです。
それがあなたの人生を明るく生き生きさせてくれる「生きがい」になるのです。