自分の価値は、自分を安売りした時点で下がってしまいます。
どんなことがあっても、自分を安売りしないポリシーを持つことが大切です。
友人のために、彼のために、仕事のために、自分を奉仕するのはたしかに結構なことです。
しかし、順番があります。
最初は、誰のためでもない、自分が一番なのです。
自分を一番に大切にしたうえで、それから次に誰かのために自分を奉仕させる順番が、正しい順番です。
「彼が最近、私に冷たい」と悩んでいる女性がいます。
それは自分を安く売ってしまっているから、彼の態度が悪くなってしまったのです。
彼にとって、簡単に言うことを聞いて、自分のために思うままに行動する女性は、もはや奴隷扱いでしかありません。
建前上は彼女という肩書でも、実は心の中で「奴隷だ」と思っているから、態度が冷たくなっているのです。
いくら相手が好きとはいえ、安く自分を売ってしまう(時には捧げてしまう)のは、自分の価値を失っていくことと比例します。
高級ブランドであるエルメスが、もし100円ショップで手に入るようになれば、高級感がなくなります。
安く売られては、もはや高級ブランドではなくなります。
同じようなことをしていませんか。
自分を安売りしていませんか。
自分の価値を確立するには、自分を安売りさえしなければできることです。
まず大切にする人は、自分です。
自分を一番にして、安売りしないようにしましょう。
遊ばれない女性になるためにも、自分を安売りすることはしてはいけないのです。