食事中に楽しい時間を過ごしていても、相手のある態度で一気に冷めてしまうときがあります。
時計を見る態度です。
食事中に、一瞬自分から視線が外れて、時計のほうへ視線を向けたことは、こちらとして自然とよくわかります。
時計を見るということは、今自分と一緒にいることに少々時間の焦りを感じているということです。
この後何か用事でもあるのかな、早く私から席を外したいと思っているのかなと感じてしまい、気になって仕方ありません。
食事中に時計を見られると、相手は何かの焦りを感じているということがわかるのです。
これは、一緒に食事をしていて、つらい。
以前、私も食事中にうっかり時計を見てしまい、相手を焦らせてしまった苦い経験があります。
異性と食事をするときには、特に気をつける必要があります。
楽しいひとときをゆったり過ごすためにも、食事中に時計を見るのはマナー違反です。
食事中にちらちら時計を見て「もう行かないといけない」と無言でアピールするのは、感じが悪いのです。
どうしても時間が気になるときは、相手にわからないように見ることが大切です。
トイレに立って、1人でこっそり時間を確認してもかまいません。
相手が、顔を横向けたときに、さっと見るのでもいいのです。
ただ、相手が気づかなければ不快感を与えることはないため、練習すれば、すぐできるようになります。