女性が美しくなるために手っ取り早く頼りにするのは「化粧」です。
化粧品・美容液・クリームなど、肌を美しくするための道具があります。
もちろんそれらを使うことで美しくなれます。
ただし表面的のみです。
皮膚の表面に化学物質を塗って、化けている状態です。
本当に美しくなりたいと思ったら、外側を配慮するより、内側を配慮することです。
まず皮膚は、真皮層で出来上がります。
皮膚の最も深い部分です。
食べたものから栄養を吸収しながら、28日間かけて、ゆっくり表面へと上がってきます。
表面に上がりきった皮膚を、別名「垢」といいます。
つまり、いらなくなった肌細胞です。
お風呂に入って体を洗うときに流れ落ちて、皮膚は役目を終えます。
大胆な言い方になりますが、美容液を塗るのは、いわば垢に対して塗っていることと同じです。
一時的に効果はあるでしょう。
しかし、もうじきいらなくなり、お風呂のときに流れ落ちる部分ですから、効果は一時的です。
皮膚の奥まで浸透する美容液もありますが、いずれにせよ効果はたかがしれています。
皮膚は常に、内から外へと代謝しているからです。
本当に美肌を目指すならば「外側からのケア」ではなく「内側からのケア」が必要です。
どうすれば、内側からケアできるのかというと「食べるもの」から栄養を取るしかありません。
栄養バランスを考えた食事をしっかり取り、皮膚に潤いや栄養を与えることで、内側から美肌を作っていきます。
いい食事をすれば、いい肌が出来上がります。
美しくなるのは食事からです。