執筆者:水口貴博

明るい未来を切り開く30の勉強法

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タクシーの運転手ほど、情報通はいない。

タクシーの運転手ほど、情報通はいない。 | 明るい未来を切り開く30の勉強法

あなたは、タクシーに乗ったとき、何をしているタイプですか。

目的地に到着するまで眠るタイプ。

タクシーの中でも仕事をするタイプ。

ぼうっと外の景色を眺めているタイプ。

もちろん時と場合によって、何をするのかも変わることでしょう。

タクシーに乗ったら、ぜひしていただきたいことがあります。

運転手との雑談です。

タクシーの運転手との雑談は、必ずいい勉強になります。

情報通だからです。

毎日タクシーで町中を走っているため、町中を知り尽くしています。

職業とはいえ、毎日朝から晩まで町の隅々まで走っている人は、やはり違います。

話の幅が広く、具体的で面白いです。

私は三軒茶屋でタクシーに乗ったとき、運転手との雑談で思わぬ話を聞かせてもらいました。

国道246号線を走っていると、タクシーのおじさんが意外なことを教えてくれました。

「昔は、この辺に路面電車が通っていたんだよ。地下鉄ができたから今はもうなくなったけどね。東京都内でも有名だったんだ」

いくらその土地に住んでいるとはいえ、はるか昔の話は、見た目だけではわかりません。

昔からの町の移り変わりを目にしているタクシーの運転手だからこそ、知っていることです。

その瞬間、タクシーが観光バスに変わります。

町の案内をしながら、目的地まで運んでくれます。

ぜひ、タクシーの運転手に質問をぶつけてみましょう。

「この辺りでおいしくて安いレストランはありますか」

「珍しい観光スポットはどこですか」

「昔と今のお客さんを比べて、人は変わりましたか」

必ずいい情報が聞けるはずです。

「ね」と言って、どんなガイドブックより、具体的で生々しいリアルタイムの情報を話してくれるに違いありません。

タクシーの運転手は、町中のことに詳しい情報通なのです。

明るい未来を切り開く勉強法(23)
  • タクシーの運転手と雑談する。
勉強する時間がないのは知性がない証拠。
勉強する時間を見つけられるのが知性だ。

明るい未来を切り開く30の勉強法

  1. いついかなる状況でも、勉強できる装備が整っていますか。
  2. 「勉強をしている」と言っているうちは、まだ勉強不足である。
  3. 店員への意外な質問。
    「一番売れていない商品はどれですか」
  4. 勉強の半分はインプット。
    もう半分はアウトプット。
  5. タイムプレッシャーがあるから、時間の貴重さが勉強できる。
  6. 騙された経験は、セミナーだと思う。
    騙された金額は、授業料だと思う。
  7. こだわりのある人は、魅力的な人。
  8. テレビ番組に向かって突っ込みを入れると、雑談がうまくなる。
  9. 作家とは、文章を書く仕事ではない。
    読者を励ます仕事である。
  10. 人との出会いも一期一会。
    言葉との出会いも一期一会。
  11. 知識を操るためには、知恵が必要になる。
  12. あなたの頭の中には、望遠鏡がある。
  13. 勉強に、時期尚早はない。
  14. 今すぐ役立たない勉強ほど、後から大いに役立つ。
  15. 学ぼうという気持ちがあれば、平凡な瞬間も勉強になる。
  16. 高額のマンツーマンは、実は一番格安である。
  17. 鳥肌が立つような経験ができれば、いい勉強ができている証拠。
  18. 勉強をすれば、ストレスになるのは嘘。
    勉強をすれば、ストレスが減る。
  19. すぐ答えを求めないから、味わいは無限に広がる。
  20. 説明不足の言葉を想像するのは、素晴らしい脳のトレーニングになる。
  21. 嫌いな人を「先生」と呼べば、人間関係改善のきっかけが見つかる。
  22. 知性を磨いて「必要」「必要ではない」と区別する。
  23. タクシーの運転手ほど、情報通はいない。
  24. 勉強する時間がないのは知性がない証拠。
    勉強する時間を見つけられるのが知性だ。
  25. 学生は、勉強をして未来を切り開く。
    社会人は、習得した知識や技術をお金に換えて未来を切り開く。
  26. センスのいいファッションには、高い知性が要求される。
  27. あなたの体の中には、優秀な医者が存在する。
  28. 「楽しさに気づく力」が、本当の知性である。
  29. 自分をよく見ることはあっても、他人をよく見ることは少ない。
  30. 勉強した後、どうなるかではなく、勉強しているとき、どうであるか。

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