人によって態度をころころ変える人は、人を見て判断しているということです。
無意識に人の評価をしてしまい、その評価に応じて自分の態度を変えます。
地位の高い部長や社長には、ぺこぺこします。
ですが、地位も肩書もない平社員には偉そうな態度を取って、幅を利かせます。
社長にぺこぺこするまではいいのです。
その後、部下に対して、偉そうな態度を取ることに問題があるのです。
つまり自分の中で「この人は価値がある。この人には価値がない」という評価を、無意識に態度で表現してしまっているのです。
同じ男性としても、こうした人は感じが悪いものです。
特に女性に限って優しい男性は、要注意です。
いつもは偉そうにふんぞり返っているにもかかわらず、女性と一緒にいると急に態度が変わるのは、何かをたくらんでいるからです。
つまり女性を性の対象として見ているから、優しく接しているのです。
女性である自分以外の人と、接しているときの姿が、その人の本性が見られる瞬間です。
女性は、女性に限って優しくする人を逆に警戒してしまいます。
女性といるときに限って、明らかにいつもと違う態度の人を女性は敏感に反応し、男性の下心を見抜いてしまうのです。
本当に好かれる男性は、男性にも女性にも、性別に関係なく優しいのです。