「人から愛されたい」
多くの女性が、そう願います。
大半の女性が、まず「美人になろう」とします。
男性ばかりだけでなく、女性にも愛されるような人になるためには、どうすればいいのでしょうか。
「愛される」というのではないのです。
「愛する」のです。
「私がこれほど親切にしているのに、相手は全然答えてくれない」
こういう悩みを持つ人がいます。
愛され美人になろうとするために、まず相手を愛そうとします。
あなたがこれから生きる人生において、大切な生き方があります。
「相手の喜ぶ顔が見たい」という気持ちを原動力に、生きていくということです。
これほど素晴らしい原動力はありません。
私たちは、口には出して言わない「心の言葉」があります。
心の中で語る、1人言です。
「やっぱり私は、ダメだな」
愛され美人は「答えは1つではない」ということを知っています。
人と意見が食い違って、相手と対立するのは、愛され美人ではありません。
愛され美人は、相手と意見が違っても「なるほど」と思ってうなずきます。
「答えは1つではない」というのは、愛され美人に共通する考え方です。
たくさんの事実を理解していますから、人とぶつかることがありません。
「そういう考え方もあるね」と思えば、人間関係もよくなります。
世の中には、嫌われる人がいます。
愛されない人は、自分の好みや考えを、相手に押し付けてばかりいます。
自分がいいなと思うものは、相手もいいと感じるに違いないと決め付けます。
愛され美人は「譲る」のが上手です。
譲るのは、相手に親切にするということです。
相手が男性でも女性でも、年上年下でも関係ありません。
愛され美人は、露出でモテようとしません。
肌を見せて男を引き寄せたとしても、体目当ての男しか集まらないことを知っているからです。
往々にして若い人は、肌を見せて、自分の武器にしようとします。
悩みの大半は、妄想です。
自分が勝手に、頭の中で思いを大きく膨らませています。
考えていれば、解決するどころか、複雑に難しくなっています。
あなたにとって、許せない人、いますか。
どうしても許せない人は、あなたにとって考えたくもない人でしょう。
しかし、人を憎んだり嫌ったりしていても、仕方ありません。
愛され美人は、よく話しかけられます。
よく話を聞いてくれるからです。
話を聞く人は、必ず愛されます。
愛され美人になるために、頑張る必要はありません。
難しい問題が出たときに「わかりません」と恥ずかしくて言えない女性がいます。
わかりませんと言えば、ばかだと思われるのではないかと不安になり、なかなか口にできません。
人との関係は、2人以上に成り立って初めて人間関係といいます。
まず相手の立場を考えないと、うまく関係が保てなくなります。
人間関係とは、必ず2人以上の関係が前提だからです。
私は、今、日常のあらゆる言葉が愛の言葉に聞こえてきます。
若いころは、言葉の表面だけを聞き取って、考えていました。
しかし、自分が社会人になり、部下を持つようになると、だんだん人間関係の深さがわかるようになります。
あなたには、尊敬できる人がいますか。
こう聞くと「います」と「いません」と2通りの答えが返ってきます。
この質問は、その人の考えや習慣が見える質問です。
人間は、忘れやすい生き物です。
日常あったことも、時間が経てば、すぐ忘れます。
そんなときこそ「ノート」です。
私の職場には、仕事をしながら学校に通う女性がいます。
もともとコンピューター関係の仕事をしている彼女は、自分の知識を深めるために、仕事が終わった後学校へ通っているそうです。
平日だけでなく、土曜日や日曜日にも通っています。
愛され美人は、興味のあることに挑戦する姿勢があります。
それがなぜできるのかというと「自分の気持ちに正直になっているから」です。
自分の気持ちに正直になると、気になることはどんどん挑戦するという行動に変わります。
難しい言葉を使う人は、ちょっと近寄りがたい雰囲気があります。
専門用語ばかり使うのは、聞く人にとって負担になります。
難しい言葉を使って話をされると、こちらも緊張してしまいます。
料理が上手な女性は、結婚しても、夫が浮気することはありません。
結婚してからのほうが、さらに愛されるようになります。
妻の作るおいしい食事が、家で待っているからです。
プライベートは「自分のため」だけにあると思っていませんか。
プライベートというくらいですから、たしかに「自分のため」のものです。
しかし、それではまだ半分しか、プライベートのおいしい部分を使っていません。
あるクイズ番組を見ていたときのことです。
難しい問題に対して、2人が知識を争うという内容でした。
番組の大詰めに差し掛かったとき、1人がクイズに正解して勝者となり、もう1人が敗者になるというシーンがありました。
・父の日、母の日のプレゼント
・貴重な友人の誕生日
・恋人と出会った記念日
人と話をしていると、理解できない内容があります。
難しい説明だったり、想像しにくい内容の話だったりします。
そういうときには、大きく分けて、次の2パターンになります。
あなたは愛されるために「勝とう」としていませんか。
勝つと周囲から注目を集め、人気者になれると思います。
たしかにスポットライトが当たるのは、勝者です。
急成長には、ライバルの存在が必要です。
お互いに刺激をし合うから「負けないぞ!」というやる気に変わります。
あなたにとってライバルと考える人は、何人いますか。
私が小学生のころ、下を向いて歩く癖がありました。
歩くときに、つまずいて転ばないように、下を見て歩くのが習慣になってしまったようです。
ある日、下を向いて歩いている私は、親から注意を受けたことがありました。
愛され美人は、ギブ&ギブが上手です。
与えることが上手な人は、必ず愛されるようになります。
あなたは、ギブ&ギブの手本に、誰を思い浮かべますか。