あなたには、尊敬できる人がいますか。
こう聞くと「います」と「いません」と2通りの答えが返ってきます。
この質問は、その人の考えや習慣が見える質問です。
「尊敬できる人はいますか」と聞かれて「いません」と答える人がいます。
こういう人は、尊敬する人を言えば、自分のレベルが下がると思っています。
「自分のレベルは高いから、もはや尊敬できる人はいないよ」と横柄になっているだけです。
尊敬できる人が見つけられなくなったら、自分の成長が停滞します。
目標や手本をする人がいないのでは、それ以上、上へと上がりようがないからです。
尊敬とは、自分よりレベルが高い人を手本としている人に使う言葉です。
尊敬する習慣というのは、自分のためになります。
本当に向上心のある人には、必ず尊敬できる人がいます。
向上心があれば、必ず尊敬できる人物がいるはずです。
その人を手本にして、頑張れるからです。
また積極的に尊敬できる人を探しています。
日常の中にそういう人物がいなければ、本の中や映画の中の人物でもかまいません。
自分より、レベルの高い人を見つけます。
「すごいなあ」と素直に認めたら、徹底的に学んでいくのです。
折り紙は、完成された手本があると、折るのも早くなります。
手本があるから、状態がよく見えて、どうすればいいのかわかるからです。
同じように、手本となる人物がいれば、あなたの成長も早くなります。
「何をどうすればいいのか」
すでに手本が、答えになっているからです。
向上心があるからこそ、自分よりレベルの高い人を見つけ、手本や目標として頑張れます。
成長も早くなるのです。