始めるきっかけは、立派なものでないといけないと考えていませんか。
変なきっかけや不純なきっかけで始めると、格好がつかず、笑われるのではないかと心配する人もいるかもしれません。
しかし、これは大きな誤解です。
始めるきっかけは人によって千差万別であり、ユニークに富んでいます。
ある人は、モテたいから筋トレを始めたといいます。
ある人は、外国人の恋人を作りたいから英語を勉強し始めたといいます。
ある人は、子どものころいじめられたことがきっかけで空手を習い始めましたといいます。
ある人は、オリンピックで盛り上がっていたからスケートボードを始めたといいます。
ある人は、漫画を読んだことがきっかけで医者を目指したといいます。
ある人は、詐欺被害に遭ったことがきっかけで弁護士を志すようになったといいます。
「そんな理由で?!」と思うかもしれませんが、れっきとしたきっかけです。
立派なものである必要はありません。
変なきっかけでも不純なきっかけでもいい。
ささいなきっかけで大いに結構。
始めるきっかけは何でもいいのです。
不純なきっかけで始めたところで、長続きしないと思うのは早合点です。
長続きするかどうかは、その人に合っているかどうかです。
変なきっかけであれ不純なきっかけであれ、その人の適正に合致しているなら、問題なく続けられます。
長く続けていけばどんどん実力がついていき、ゆくゆく才能に発展していく可能性も出てくるのです。
人生で大切なのは、とにかく具体的なアクションを起こすこと。
きっかけが何であろうと、それが具体的なアクションにつながったなら、人生を変えたことになります。
立派なきっかけにこだわらないでください。
立派なきっかけにこだわっていると、思考と行動が硬直してしまい、フットワークが悪くなります。
始めるきっかけはこだわらなくなれば、あなたの封印されていた力が解き放たれ、新しい道が切り開くのです。