執筆者:水口貴博

食の神様に愛される30の方法

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種類や部位を細かく確認すると、よりおいしくいただける。

種類や部位を細かく確認すると、よりおいしくいただける。 | 食の神様に愛される30の方法

食べるときには名前を確認します。

知っている食べ物でも、もっと細かく名前を確認したうえで食べるといいでしょう。

大まかな把握でもいいのですが、できれば細かく把握したほうがよりおいしくいただけます。

着目したいのは、種類と部位の確認です。

種類や部位を確認したところで何も変わらないと思う人もいるかもしれません。

たしかに確認してもしなくても、味は同じままでしょう。

ソースや調味料のように、何かを加えるわけではありません。

しかし「味」は変わらなくても「味わい」が変わるのです。

肉といっても、いろいろある

大まかに確認して食べるのと、種類や部位を確認したうえで食べるのとでは、味わい方が違います。

たとえば、肉です。

肉といっても、種類があり、部位があります。

「肉を食べている」と大まかに思って終わりにするのではありません。

まず肉の種類を確認しましょう。

牛肉なのか、豚肉なのか、鶏肉なのか。

魚肉であれば、魚の種類を確認します。

サンマなのか、ヒラメなのか、マグロなのか。

部位の確認も大切です。

ヒレ肉なのか、モモ肉なのか、バラ肉なのか。

「自分は今、○○の肉を食べている。この部分を食べている」

肉の種類や部位がわかることで、より具体的なイメージが浮かぶでしょう。

「なるほど」と納得することで、よりおいしくいただけます。

肉に限ったことではありません。

お米なら、どこのお米なのか。

エビなら、天然なのか養殖なのか。

ウナギなら、国産なのか外国産なのか。

細かい点に着目すると、鋭い目が養われ、食の観察力が高まります。

面倒くさがらず、きちんと確認しよう

家庭であれば、親に聞くと答えてくれるでしょう。

わからないときは仕方ありませんが、確認してみるだけ損はないでしょう。

レストランであれば、メニューに種類や部位について記載があるはずです。

わからなければ、店員さんに聞けば親切に答えてくれるでしょう。

聞くことは失礼なことではありません。

一目で判別できればいいのですが、見た目だけで判別するのは難しいことがあります。

食べ慣れたものでも、料理されていると区別しにくいことがあるため、きちんと確認することが大切です。

いちいち気にしなくてもいいと思うかもしれませんが、きちんと注意を向けたほうが、食への意識が高まります。

食べる行為とは命をいただく行為です。

命をささげてくれた食べ物も、自分の名前を確認してから食べてもらえると喜んでくれるでしょう。

「いい人に食べてもらえてよかった」と思ってくれるに違いありません。

食の神様に愛される方法(10)
  • 大まかに把握して食べるのではなく、種類や部位を細かく確認して食べる。
自分を見失ったら食事をしよう。
腹ごしらえをすれば、本来の自分を取り戻せる。

食の神様に愛される30の方法

  1. 食の神様になったつもりで日常を見よう。
    おのずと大切なポイントが見えてくる。
  2. 食の神様がいると信じる人は、豊かな食生活に恵まれる。
  3. おいしそうに食べる人に、人も神様も引き寄せられる。
  4. 食事中だからといって、下ばかり見ない。
  5. にこにこしながら食べれば、食の神様もにこにこする。
  6. みんなが「まずい」と言うものをおいしく感じるところに、あなたの才能がある。
  7. 人がおいしく食べることを祈ると、自分が食べているものまでおいしくなる。
  8. 食べ残すとき、仕方ないからといって平然とするのはよくない。
    大切なのは「残してごめんなさい」の気持ち。
  9. 食べ物の名前を覚えておかないと、きちんと食べたことにはならない。
  10. 種類や部位を細かく確認すると、よりおいしくいただける。
  11. 自分を見失ったら食事をしよう。
    腹ごしらえをすれば、本来の自分を取り戻せる。
  12. 本当に空腹で苦しい経験も、人生で一度くらいあったほうがいい。
  13. 食べたいものをイメージしよう。
    まもなく奇跡が起こるだろう。
  14. 食の神様は、あなたの食べ方を見ている。
    食べ方が美しい人は、運にもチャンスにも恵まれる。
  15. 欲張って食べすぎると、神様は罰として寿命を奪う。
  16. 「ごちそうさま。
    おいしかったよ」という一言を言いすぎることはない。
  17. 「まずい」「おいしくない」と思ったときこそ笑顔になる。
    眉間にしわが寄っても、口角だけは上げておく。
  18. 健康運の悪い人は「満腹を100パーセント」と考える。
    健康運のいい人は「腹八分目を100パーセント」と考える。
  19. 告白は、食べ物にしてもいい。
  20. 食べ物の贈り物をいただいたら、きちんと後で感想を伝えよう。
  21. 食の神様は「くちゃくちゃ」という音が嫌い。
    「もぐもぐ」という音が好き。
  22. おいしいレストランを紹介しよう。
    今度はあなたが、神様からおいしいレストランを紹介される。
  23. プレゼントをもらったときの袋は、自分が使うときのために取っておこう。
  24. 食べ物を粗末にする人は、食の神様から嫌われる。
    食べ物を大切にする人は、神様からも大切にされる。
  25. 雨の日に出前を頼んだら、より気持ちを込めたお礼を言おう。
    「雨の中ありがとうございます」
  26. 最後の1つは、神様があなたに残しておいてくれたプレゼント。
  27. 満腹で食べ残したときは「ごちそうさま」と言い忘れやすい。
  28. レストランで注文間違いは、神様からのサプライズメニュー。
  29. 味覚は、満腹感に応じて変わる。
    満腹のときに抵抗を感じたものは、錯覚かもしれない。
  30. 食の神様は存在する。
    目の前にある食べ物一つ一つが、食の神様。

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