食事をするときは、顔が下を向きがちです。
もちろん下を向くのはいいのです。
食べるものは手元にあるのですから、食べるときに下を向くのは当然でしょう。
普通のことでありマナー違反でもありませんが、ここにポイントがあります。
下ばかり見ていると、暗い雰囲気が漂います。
明るい表情をしたくても、下を向いたままでは難しいでしょう。
うつむくと顔に影ができて、雰囲気まで暗くなってしまいます。
周りから「悲しそう」「元気がない」「落ち込んでいるのかな」と誤解されることも少なくありません。
下ばかり見ていると、なかなか食事をおいしく味わえません。
下を向くのは元気がないときにする姿勢です。
下を向く姿勢のままでいると、脳は「この人は元気がない」と誤解して、元気を奪っていきます。
じわじわ暗い気持ちになってしまい、なかなか明るい気持ちになれません。
食事もきちんと味わえなくなります。
味覚が鈍感になり、おいしいものを食べてもおいしく味わえなくなってしまうでしょう。
食事中は、できるだけ前を向きましょう。
食べるときに下を向くことはあっても、下ばかり見ないで、できるだけ前を見るようにしましょう。
おいしく食べるためには、やはりきちんと前を向くのが一番です。
背筋もぴんと伸ばせば、なお素晴らしい。
テラス席で食事をするなら、周りの景色を楽しみながら食事をすれば、自然と前を向く姿勢になれるでしょう。
前を向くと前向きな気持ちになれ、あなたから明るく魅力的な雰囲気が漂うようになります。
前を向くだけではありません。
時には上を向いてみるのもおすすめです。
少し上向きになるだけでいいのです。
遠くにある雲を眺めるように、少しだけ顔を上向きにします。
上向きになれば明るい光が目に飛び込んできて、ますます明るい気持ちになっていくでしょう。
自然と表情もよくなり、幸せな雰囲気が漂うようになります。
食事がよりおいしく味わえるようになります。