出会い力を高めるには、積極的に挨拶をしていきましょう。
挨拶は、出会いのきっかけです。
出会いに挨拶は欠かせません。
挨拶をすれば、自然とつながるきっかけを作れます。
面識ができて、仲が深まります。
相手に挨拶をされてから返すのではなく、自分から先に挨拶をすることです。
自分から先に挨拶することで「あなたと仲良くしたい」「あなたを歓迎します」といったポジティブなメッセージも伝わります。
挨拶できる人を1人ずつ増やしていくことで、人間関係の輪も広がります。
挨拶が大げさなら、会釈でもかまいません。
会釈も挨拶の一種です。
あなたの人間関係には「見たことがある」という人たちがいるでしょう。
話すことはなくても、何度か会って面識ができれば、会釈をしても自然です。
あなたが会釈をすれば、相手も会釈を返してくれるようになります。
会釈が自然になれば、声を出した挨拶にステップアップできます。
さて、この挨拶について大切な考え方があります。
多くの人は「挨拶をする」と考える人が多いのではないでしょうか。
もちろん「挨拶をする」という考え方も悪くありませんが、出会い力を高めるなら、もっとふさわしい考え方があります。
「挨拶をさせていただく」という考え方です。
挨拶は、するものではなく、させていただくものと考えましょう。
「させていただく」と考えると、いつもより謙虚な気持ちで挨拶ができます。
挨拶は、するものではなく、させていただくものと考えれば、知らない人にも挨拶ができるようになります。
「こんな私ですが、声をかけさせてください」
「恐れ入りますが、一言だけ挨拶をさせてください」
「挨拶をさせていただく」という考えでいると、相手から返事が返ってきたときの喜びが倍増します。
相手から挨拶を無視されても、むっとしなくなります。
謙虚な気持ちは、態度・表情・声のイントネーションに自然と現れます。
知らず知らずのうちに謙虚な印象が相手に伝わり、好感度がアップするのです。
「挨拶をさせていただく」と考えると、人との出会いを大切にできるようになります。
知らない人に挨拶するときの抵抗感も小さくなります。
もし挨拶をして出会いにつながらなくても、不満を感じることはありません。
「挨拶ができただけで光栄」と思えるようになります。
挨拶をさせていただきましょう。
もっと言えば「積極的に挨拶をする」より「積極的に挨拶をさせていただく」です。
積極性を加えると、なお良好です。
うわべで思うのではなく、心から本気で思ってください。
挨拶は、するものではなく、させていただくものと考える人が、出会いに恵まれるのです。