決断力を鍛えるにはどうすればいいでしょうか。
答えはシンプルです。
決断力を鍛えるには、実際に決断をしていく方法がベストです。
決断しないで決断力を鍛えられるなら楽ですが、残念ながら、そうした方法はありません。
決断することなくして、決断力を鍛えることは不可能。
筋肉を鍛えるときはバーベルの負荷に耐えることが必要であるように、決断力を鍛えるときも、心の負荷に耐えることが必要です。
決断力を鍛えるには、実際に決断をすることが欠かせません。
決断するときには「思いきり」があります。
不安や恐怖を振り切って、心の中で「えいや!」と叫び、一歩前に踏み出します。
自分の考えをきっぱり決めることも、メンタルを強くするトレーニングであり、慣れることが大切です。
決断を繰り返していくにつれてメンタルが強くなり、決断力が鍛えられていきます。
「決断するのに慣れていなくて大変」から「決断するのはいつものこと」に変わります。
決断力を鍛えるなら、普段から決断を繰り返しながらメンタルを鍛えていくことが大切です。
特に子どものころから、親があれこれ決めてくれて育ってきた人は要注意です。
決断する機会を、親から奪われている状態です。
親に決めてもらった人は、決断する機会が一般より少ないため、決断力も弱い傾向があります。
決断する機会が少ないまま育つと、いつの間にか決断力の弱い大人になってしまうのです。
決断に慣れていないなら、小さな決断から始めましょう。
いきなり大きな決断は大変であっても、小さな決断なら無理なくできるはずです。
たとえば、本屋で本を買ってみます。
本を買うときも決断の1つです。
本を買うときは、心の中で「えいや!」と叫んでいるでしょう。
小さなことであっても、決断は決断です。
慣れてくれば、わざと読み慣れていないジャンルの本を買ってみます。
今までより少し大きな決断が必要になるので、トレーニング効果もアップします。
小さな決断に慣れていくにつれて決断のスケールを大きくしてけば、スムーズに決断力が鍛えられます。
小さな決断に慣れていけば、メンタルが鍛えられ、大きな決断もしやすくなります。