交流会に出席する場面があります。
新人や新入社員を歓迎する歓迎会。
友情や友好を深める親睦会。
カジュアルに楽しめる立食形式のパーティー。
時には、さまざまな職種の人が集う異業種交流会もあります。
もちろん交流会に参加して、存分に交流を楽しむのもいいでしょう。
人との出会いがあり、親睦を深めることができます。
普段は交流のない部署や立場の人とも、知り合うチャンスです。
新しい人との出会いは、新しい未来の可能性です。
さまざまな人と交流することで、思わぬ人とつながりができることもあります。
その出会いが人脈に変わり、フレンドシップに変わることもあれば、ビジネスチャンスにつながることもあります。
たとえ人脈を広げられなくても、コミュニケーション能力を磨いたり、情報交換ができたりする機会になります。
異性との出会いもあるかもしれません。
まったく期待せず参加した交流会で、運命の出会いがある可能性もゼロではないのです。
交流会への参加は、必須ではありませんが、多くのメリットがあるのも事実。
さまざまな期待を膨らませて、交流会に参加する人も多いのではないでしょうか。
しかし、交流会に参加するのもいいですが、それだけで満足するのは早い。
参加者は、あくまで参加者です。
多くの人と出会えますが、参加者全員と挨拶できるとは限りません。
一般的に交流会では、時間制限があります。
参加者が多くなるにつれて、すべての人と挨拶するのは難しくなるでしょう。
ましてや親交を深めたり連絡先を交換したりするのはもっと難しくなります。
参加者の立場では、どうしても効率が悪く、メリットが制限されるのです。
実は、参加者よりさらに得する立場があります。
それは、主催者です。
主催者という立場は、責任もストレスも多く、嫌がる人も多いですが、悪いことばかりではありません。
主催者になれば、立場上、全員と挨拶できます。
こちらから挨拶に行かなくても、相手から挨拶に来ることもあるでしょう。
また主催者は立場上、全員と連絡先を交換できます。
すべての人と一気に連絡先を交換できるのは、大きなメリットでしょう。
主催者は、感謝をされやすい立場でもあります。
交流会の中心的人物なので、参加者から「ありがとう」と言われる機会が多くなるでしょう。
リーダーシップを発揮して、周りに仕事力をアピールするチャンスにもなります。
参加者は、あくまで参加者でしかありませんが、主催者は、主催者であると同時に参加者にもなれます。
主催者という経験を通して、人をまとめるスキルを磨いたり、仕事力を鍛えたりするチャンスにもなるでしょう。
交流会で最も得をするのは、参加者ではなく、実は主催者です。
交流会では、参加者になるのもいいですが、主催者になるのはもっといい。
出会い・人脈・ビジネスチャンス・スキルアップなど、あらゆるチャンスが主催者に集まります。
したがって、最大限に交流会の価値を引き出すなら、参加者より主催者になるのが得策です。
もし主催者になるチャンスがあれば、積極的に引き受けてみましょう。
機会やチャンスがあれば、自分から主催者に立候補するのも悪くありません。
主催者は、最も大変な立場ですが、それだけの価値はあるのです。