女性に告白するのが下手な人は、決まって「突然」告白をします。
いきなり愛の告白をして勝負に出ます。
決してこの方法を否定しているわけではなく、勇気があって素晴らしい告白の1つではありますが、成功率の低い方法でもあります。
突然でいきなりでは言われるほうも驚いてしまい、冷静な判断をしにくくなってしまうからです。
自分のためにも、相手のためにも「いきなり」とか「突然」はできれば避けたいところです。
地震が怖いのは、ある日突然やってくるからです。
ゆっくりじわじわなら逃げる時間もありますが、突然だからこそ逃げる時間も考える時間も余裕もありません。
告白を地震と同じにしてはいけません。
せめて相手に考える時間や冷静になってもらう時間くらいは与えてあげるほうが、本当の気持ちで答えてくれます。
口説くときには普通に話しながらいつの間にか口説いているというのが、一番の理想的な口説き方です。
ゆっくりだんだん話をして気持ちを伝えていくほうが、相手にとっても心の整理をつけることができます。
気持ちの判断ができないほどの突然は、口説きや告白では厳禁です。
コンピューターやロボットではないのですから、人間は慌てることもあれば、びっくりすることもあります。
自分の気持ちでさえ時間をもらえないと、整理をつけることができないというくらいです。
いきなり口説こうとしていませんか。
上手に口説くためには「ゆっくり」していくことです。
日常の会話そのものを小さな口説きにしていき、自分の気持ちを伝えていくのが上手な口説き方なのです。