気持ちの表現は、常に素直にしておきましょう。
素直にしておかないと、本当に相手に気持ちを伝えることができません。
上手に口説くとは、つまり上手に自分の気持ちを伝えていくということです。
にもかかわらず、言葉そのものが濁っていては自分の気持ちがきちんと相手に伝わるはずがありません。
特に次のような意味を濁した曖昧語は、恋愛がうまくいかない人に見られる言葉遣いです。
「かもしれない」
「だと思う」
「らしい」
「みたいな」
「っていうか」
こうした曖昧な言葉は、口説くときの言葉ではありません。
こんな中途半端な言葉をかけられると、真剣な言葉も軽く聞こえます。
「あなたのこと好きかもしれない」
「今度一緒に食事に行きたいかもしれない」
「行きたいみたいな」
こうした言葉をかけられると、返事にも困ります。
意味を濁したり表現を濁したりするのは、どこかでもしものときのために「逃げ」をしているのです。
曖昧な言葉は、どこかで「逃げ」をしてしまっている中途半端な表現なのです。
はっきり言い切る言葉にすることです。
言い切ると、意図がはっきり伝わり、コミュニケーションがスムーズになるのです。