同棲の意志が固まれば、同棲の挨拶が必要です。
挨拶前に考えるのが、同棲の準備。
「挨拶前に同棲の準備をある程度済ませておけば、挨拶もスムーズに進むのではないか」
そう思う人もいるのではないでしょうか。
たとえば「先に物件の契約をしておく」「先に家賃の支払いを済ませておく」「先に引っ越しを済ませておく」などです。
「部屋を決めてから挨拶に行こう」と思う人もいるかもしれません。
しかし、これらはすべてマナー違反です。
計画を立てるまではいいですが、具体的な準備は早すぎます。
同棲の準備を進めてから挨拶に行くと、事後報告になるため、パートナーのご両親を不快にさせることがあります。
準備を始めるタイミングが、挨拶の前と後とでは、与える印象がまったく変わります。
「まだ同棲の許可を出していない。自分たちの許可なく、勝手に話を進めている」
行動力は認めてもらえるかもしれませんが、身勝手な行動に不信感を持つでしょう。
先に準備を進めると、後から話がこじれる可能性があります。
準備を進めてから、同棲がご破算になれば、準備が無駄になります。
先に役割分担を決めたり物件を探したりするくらいならいいですが、具体的な準備は慎むのが賢明です。
賃貸物件の契約・家賃の支払い・引っ越しなどは、ご両親の許可が得られてからにしましょう。