同棲の挨拶の基本的な流れを確認しておきましょう。
交際相手の実家で挨拶をする場合のパターンをご紹介します。
ルールとして決まっているわけではありませんが、社会慣例として以下のような流れが一般的です。
自分一人でパートナーの実家に訪問することも可能ですが、心理的なストレスがあるでしょう。
自宅の場所がわからず、迷う可能性もあります。
パートナーと外で待ち合わせてから、2人で自宅に訪問するのが一般的です。
パートナーとは、本番直前の意識合わせをしておくといいでしょう。
パートナーと一緒に手土産を持って訪問しましょう。
訪問時間は、約束の10分前後を目安にします。
遅刻が厳禁なのは当然ですが、早すぎる訪問もご両親を驚かせるため、できるだけ約束の時間に合わせて訪問します。
訪問する直前に、身だしなみの確認は必須です。
ご両親と初対面なら、まず自己紹介から始めましょう。
「母親とは会ったことがあり、父親とは初対面」という場合もあれば、祖父母が同席する場合もあるでしょう。
もし1人でも面識のない人がいれば、きちんと自己紹介をするのがマナーです。
ただし、すでにお互い十分な面識がある場合は、省略が可能です。
同棲の挨拶のために訪問したとはいえ、いきなり本題はよくありません。
最初は簡単な世間話を始め、場の雰囲気が和らげるように心がけましょう。
交際のきっかけ・交際期間など、やはり交際にちなんだ話題から始めると、スムーズに進みます。
そのほか、出身地の話・仕事の話・趣味の話など、楽しく世間話をしましょう。
大切なのは、笑顔です。
にこにこしながら世間話をして、場を和ませます。
ただし、世間話が長くなりすぎないように注意です。
あくまで場の雰囲気を和らげるのが目的なので、長くなりすぎないように注意しましょう。
場の雰囲気が温まり、切りのいいところになれば、本題に入りましょう。
世間話が終われば、いよいよ本題です。
一緒に暮らしたいことを真剣な口調で伝えましょう。
本題のセリフに決まりはありませんが「結婚前提であること」「期限を設けていること」の2点は伝えるようにしましょう。
実は本日、大切なお願いがありましてご挨拶に伺いました。
○○さんと真剣に将来のことを考えた結果、結婚前提として、一緒に暮らしたいと考えております。
○○月には籍を入れたいと考えております。
誠意を持って暮らしていきますので、ご許可をいただけますでしょうか。
きちんと相手の目を見ながら、はきはきした声でお願いしましょう。
同棲の許可をいただいて話がまとまれば、長居をする前に帰宅します。
ルールではありませんが、2時間程度が一般的です。
ただし、同棲に反対されている場合、話がこじれる可能性があります。
どうしても一度の話でまとまりそうにない場合は、ご両親の許可のうえ、別の機会を設けることも可能です。