食品添加物と無縁の生活は難しいのが現状です。
特に加工食品の場合、無添加食品を除き、大量の添加物が使われています。
食品添加物は、体内のミネラル分の排出を促す悪影響があります。
その一方で、加工食品は私たちの食に欠かせない存在でもあります。
ハム・ベーコン・ソーセージ・かまぼこなどの加工食品は、普段の食事でよく使われる食材です。
神経質になる必要はありませんが、成長期の子どもに対しては、少しでも減らす配慮は必要でしょう。
そこで調理の際、食品添加物を減らす工夫はいかがでしょうか。
完全に取り除くのは難しいですが、わずかな手間を加えるだけで、大幅に添加物を減らせます。
食品添加物を取り除くには「熱湯」がポイントです。
熱湯を使うことで、食品添加物が溶け出しやすくなります。
ソーセージに5カ所ほど切れ目を入れてから、熱湯の中で1分程度ゆでます。
切り目から熱湯が入り込み、添加物の排出を促します。
器に熱湯を入れ、15秒ほどつけます。
薄くスライスしてから、しゃぶしゃぶのように熱湯の中をくぐらせます。
カップに熱湯を注いで軽く麺をほぐした後、1分ほど浸しておきます。
熱湯を捨てた後、再び熱湯を注ぎます。
一度ざるに入れて、15秒ほど熱湯で切ります。
その後、別で作ったスープに麺を入れて、食べるようにします。
つやや歯ごたえを作るためには、多くのリン酸塩が使われています。
一度熱湯に浸してリン酸塩を薄めてから、食材として使いましょう。