友人へのプレゼントは、結構悩んでしまうものです。
友人に限ったことではなく、彼氏や彼女、お父さんやお母さんへの誕生日プレゼントは、特に悩んでしまいます。
やはり、できるだけ喜ぶような物をプレゼントしたいと思うからです。
だからとはいえ、本人に直接「どんなプレゼントが欲しいですか」と聞いてしまうのも、芸がありません。
できるだけ内緒にして、びっくりするようなすてきなプレゼントをしたいものです。
よいアイデアがあります。
プレゼントはどれがいいかを考えるときは、過去に話した雑談を思い出してみましょう。
たわいない会話こそが重要です。
今まで話した会話を、できるだけ隅から隅まで思い出しましょう。
必ずヒントが見つかります。
一緒に街を歩いたときに、彼女が一言「これ、かわいいね」と言ったらもう決まりです。
電話で「私、最近、アロマセラピーに夢中になっていてね」と言えば、しめたものです。
「最近、夜なかなか眠れない」という会話があれば、快眠グッズが喜ばれるでしょう。
「将来は歌手になる夢がある」という会話があれば、夢を叶えるために、何かお手伝いをするのです。
私は、友人の誕生日に「かわいいコップ」をプレゼントしました。
その女性と話していると、ある口癖に気づきます。
「かわいい」が口癖なのです。
「あれがかわいい。これがかわいい」といつも言います。
だからかわいいものが好きなのだなと思い、おしゃれなデザインのコップをプレゼントしました。
プレゼントを見たとき、彼女は言いました。
「かわいい!」
彼女の顔から笑みがこぼれ、プレゼントした私は、ほっと胸をなで下ろしました。
友人のプレゼントのヒントは、会話の中に隠れています。
特に、日頃の何でもない雑談の中に隠れているものです。
プレゼントを考えるときに雑談からヒントを見つける方法が、うまいプレゼントの見つけ方なのです。