ときどき、キャバクラでかわいい女の子に調子に乗って、車を買ってあげると約束してしまう人がいます。
お酒が入っていると、うっかりしてしまうのです。
女の子は「ええ、本当! 嬉しい」と言いながら、心の中では「どうせ嘘でしょ」と思っています。
言ったからには、嘘にしてはいけません。
「お酒が入っていたから」と言い訳をすると、自己管理能力がないと思われます。
アメリカでは、社交の場で酔っ払うのはタブーとされています。
酔っ払って乱れたところを見せるのは、自己管理のなさと見なされるからです。
一方日本では、しらふだとオープンになれないからとはいえ、お酒を飲みながらの社交があります。
日本人の文化上、それもありです。
しかし、お酒を飲んだときに、先のことを考えず約束をするのはよくありません。
ときどき「約束は破るためにある」と言う人がいますが、信じてはいけません。
信じてしまうと、この世で生きていけなくなります。
人間関係において、信用がどれだけ大きい影響を与えているのかが、わかっていない人です。
約束はもちろん、守るためにあるのです。
お酒の場で酔っていながらも「お酒が入っているから約束をしない」という人は、逆に信用ができます。
お酒の勢いで信用を壊さないことです。
お酒が入っているときは、約束をしないことが大切なのです。