「誰と付き合っても、最後は相手を嫌いになって別れてしまう」
そんな人に、よくあるパターンがあります。
それは、粗探しをする性格です。
付き合う前や付き合い始めた当初は、相手がすてきで魅力的な人に見えていた。
ところが付き合っていくうちに相手の短所や欠点が見えてきて、だんだん恋が冷めてくる。
いったん気になり始めると歯止めがかからず、最後は嫌いになってしまう。
たしかに短所や欠点の内容によっては、恋が冷めてしまうこともあるでしょう。
かっこ悪い一面があったり、失言やミスが多かったりなど、ささいな短所や欠点で好印象が損なわれることもあるはず。
しかし、世の中に完璧な人はいません。
粗探しをする性格があると、誰と付き合っても短所や欠点が気になり、最後は別れることになります。
粗探しをする性格が自分にないか、振り返ってみてください。
もし心当たりがあるなら、相手ばかりを非難するのではなく、自分も一因があると考えることです。
粗探しを改め、相手のいいところを見るようにしましょう。
どんな人にも欠点や短所があるように、どんな人にも美点や長所があります。
できるだけ悪いところは目をつぶり、できるだけいいところだけを見るようにしましょう。
欠点や短所は「個性」と考えてみてはいかがでしょうか。
個性と考えれば、相手の欠点や短所に接しても、いらいらしにくくなります。
心の中で折り合いが付きやすくなり、付き合いやすくなります。