別れ話を切り出す前、人に相談することがあります。
もちろん人に相談するのは賢い方法です。
別れを考えているときは、心に余裕がない状況が大半です。
余裕がないときに自分だけできちんと考えようとしても、限界があります。
誤解や思い込みなど、主観的な要因があって、自分で誤りに気づけないことがあるでしょう。
そんなとき、頼れる人に相談して意見を参考にすれば、気づきが得られるでしょう。
しかし、いくら信頼できる人の意見であっても、愚直に信じ込むのはよくありません。
たとえば、別れについて相談したとき、ネガティブなことを言われたとします。
「絶対別れたほうがいい」
「あなたにはもっといい人がいるよ」
「別れて、新しい道に進もうよ」
こうしたことを強く言われると、次第にそうしたほうがいいような気がしてきます。
よく当たる占い師から歩むべき道を示されたような感覚です。
意見の1つとして聞くのはいいのですが、愚直に信じ込むのはよくありません。
信頼できる人の意見であれ、付き合っているのはあなたです。
実際にその人が付き合っているわけではありません。
人の意見を参考として聞く分にはいいのですが、愚直に信じ込むのは要注意。
常に最終的な決断は、自分がするようにしてください。
自分で決めたことなら、後悔も最小限で抑えられます。