「退職」という響きが悪い。
暗くてどんよりとしたニュアンスがあります。
たしかに仕事から逃げるための退職なら、響きが悪いのもわかります。
仕事や人間関係が嫌で退職しても、そこに安住の地が待っているとは限りません。
自分の問題が根本的に解決されていなければ、再就職ができても、同じ状況が再発するでしょう。
しかしこれは、あくまで逃げの退職の場合です。
自己実現やスキルアップを目的とした退職なら、退職に暗いイメージはありません。
ポジティブな退職です。
退職とはいえ、輝いています。
職場で学ぶことはすべて学び、仕事もすっかり習熟しました。
会社で学べることの大半を習得できたため、新しい環境が必要になりました。
スキルアップを目指す人には、次のアクションが必要です。
それが退職であり、転職です。
出口であると同時に、次のステージへの入り口でもあります。
何かに挑戦するための退職は、素晴らしい。
退職すれば、それで終わりではなく、次の新しい世界が待っています。
ポジティブな退職は「卒業」と言い換えてみましょう。
ポジティブな退職は、立派な卒業です。
卒業と言い換えれば、気持ちが明るくなり、勇気も出てくるでしょう。
退職は、新しい人生の始まりです。
新しいことに挑戦する自分に、拍手しましょう。