「退職をしてはいけない」
「退職をすると後悔する」
退職には、ネガティブな声が数多くあります。
たしかに一度無職の状態になると、面接が厳しくなり、再就職は難しくなる傾向があります。
上司と喧嘩して衝動的に辞めたり、仕事が嫌になったから辞めたりなど、無計画な退職をするのはよくありません。
退職してから慌てることになり、さんざんな結果になるでしょう。
しかし、いけないのは、あくまで安易な退職です。
慎重な退職なら、むしろ人生にプラスをもたらします。
まず、あらかじめ十分な実績と実務経験を積んでおきます。
そのうえで、自分のキャリアと将来を真剣に考えた結果「退職が必要ではないか」と考え始める。
退職の計画をしっかり考える。
きちんと家族と話し合って、了承を得ておく。
万が一の貯金を準備しておく。
転職先が決まってから退職する。
イメージしたいのは、階段です。
階段を一段ずつ上るように進めていけば、安全に退職と転職ができるでしょう。
時間はかかっても、焦らないことです。
あくまで自分の成長とキャリアのための転職なら、最終的には良い結果が待っているでしょう。
年収は少し下がるかもしれませんが、自分が本当に望むやりたい仕事ができるなら、満足感が得られるはずです。
一度しかない人生なら、挑戦する価値はあるでしょう。