人は、誰でも触れられたくない弱点や話題があります。
その話題を出してしまうだけで、相手の気分を悪くさせてしまうことがあります。
たとえば、太っている人の前では、基本的に「肥満」に関する話題は禁物です。
太っている人は、普通の人以上に「肥満」という言葉に敏感になっているし、その話題が出てくるだけで嫌な顔をします。
太っている人に限らず、アレルギーの人、話し方に特徴のある人、動きが遅い人などにも同じことが言えます。
中には「え、そんなことを気にしてるの」という部分だってあるでしょう。
他人から見たら大したことのないことでも、本人にとってみれば、なにより気にしているコンプレックスであったりするのです。
どんな話題を出したときにどんな反応をしているのかを、日頃からチェックしておくことです。
どこでがっかりするのか知っておくと、それ以後は、気をつけて接していくことができるようになります。
相手の嫌がる話題は、出さないことです。
付き合いが長ければ長いほど、相手のことをよく知ることができるため、うまく接していくことができるようになるのです。