つらい過去を話すとき、どんな表情ですか。
つらい過去を話すとき、暗い顔になっていませんか。
思い出したくない過去ですから、暗い顔で話すのも当然なのですが、実は要注意です。
つらい過去を暗い顔で話していると、つらい過去はつらいままです。
それでいいではないかと思いますが、よくないのです。
つらい過去を乗り越えていないからです。
つらい過去が精神的な重荷になり、あなたの体にのしかかります。
しかもつらい過去を暗い顔で話すあなたには、暗い雰囲気が漂います。
「あの人は何だか暗いね。近寄らないほうがいいね」と思われ、人が避けていくのです。
孤立して、余計に暗くなるという悪循環。
では、どうするか。
つらい過去を話すときこそ、明るい顔で話すのです。
明るく、楽しそうに話しましょう。
すると、不思議なことが起こります。
つらいはずの過去が軽やかになり、明るく輝き始めるのです。
にこにこしながら話すと、つらい過去の話であっても、暗さがなくなります。
闇を闇で消すことはできません。
闇を消せるのは、光のみです。
にこにこしながら話すと、その光がつらい過去の闇を消し去り、明るくなります。
つらい過去を乗り越えるのは、意外に単純です。
あなたが明るく話せば、つらい過去であっても、一瞬で明るくなります。
つらい過去こそ、明るい顔で話しましょう。
にこにこ笑いながら話し、笑い飛ばします。
明るく話せるようになることが、つらい過去を乗り越えるということです。