「すべて自分の責任」と思わないことです。
自分にも責任の一部はあるのかもしれませんが「すべて自分の責任」と思うのは、考えすぎです。
すべて自分の責任というのはあり得ません。
ニートになった原因は、ほかにもあるはずです。
親の教育、学校環境、社会背景などです。
不況になると、雇用が減るため、ニートが増える傾向があります。
インターネットの拡大が、ニートを増やす原因の1つともいわれています。
自分を責めすぎないことです。
では逆に、すべて相手の責任にすればいいのかというと、それも違います。
責任を他人になすりつけると、自分が反省しなくなります。
「自分がこうなったのは、親のせいだ。学校のせいだ。社会のせいだ」と思うでしょう。
「自分は悪くない」と横柄になってしまいます。
すべて自分の責任にしない。
すべて相手の責任にしない。
「大切なことは、お互いに原因がある」と考えることです。
お互いに原因があるのですから、お互いが自分の非を認め、一緒に頑張りましょう。
親からの教育が悪ければ、図書館に行って、本を読めばいいのです。
親からの教育が悪くても、自分で努力をすれば、補えます。
環境が悪いなら、自分で環境を変える努力をしてみましょう。
部屋の掃除や模様替えは、自分の努力によってできます。
雰囲気が変われば、気持ちに変化が出てくるでしょう。
人間関係に悩んでいるなら、言葉遣いや態度を磨くことで、関係を改善させることもできるはずです。
インターネットがあると怠けてしまうなら、自分でコンセントを抜くこともできるはずです。
お互いが自分の非を認め、一緒に乗り越えようという考え方が大切です。