手紙の最後に「お返事を待っています」と書かれた手紙があります。
ささいな一言ですが、受け手には少しストレスです。
封筒を買わなければなりません。
便箋を用意しなければいけません。
切手代を払わなければなりません。
手間だけでなく、お金もかかります。
もちろん手紙を書いた人に悪気はないのでしょうが、配慮が足りないのです。
「本当に返事がほしい」と思うなら、返信用の封筒を入れてほしい。
切手も入れてほしい。
しかも、ただ切手だけ入れるのではなく、切手を貼った状態が理想的です。
さらに、自分の住所をあらかじめ記入しておけば完璧です。
そのくらい配慮ができれば、相手も返事の手紙を出しやすくなるでしょう。
手間は最小限で済み、お金は一切不要です。
本気で返事がほしいと思うなら、それくらいするのです。
たとえば、ファンレターを送るときです。
大好きな芸能人やアイドルにファンレターを送るなら、この配慮は当然と思ってください。
確実に返事がもらえるとは限りませんが、いつもより返信率が高くなることだけは、たしかです。
細かいところまで配慮されていると、熱意が伝わり、返信したくなるのです。