不動産屋に行って「何でもいいです」というお願いをすることは、まずありません。
「何でもいいです」と言われると、不動産屋の人も困ります。
選択肢があまりに多すぎて、何をどうしていいのかわかりません。
多少は、希望の場所、家賃の目安、広さなどを言ってもらったほうが、助かります。
希望は、ずうずうしいくらい言ったほうがいいです。
お客さんの希望を叶え、喜んでもらうのが、不動産屋にとっての幸せでもあります。
人生も、不動産屋のようなものです。
「何でもいいです」という答え方をしていませんか。
自分としては、相手が選びやすいように選択肢を広げているつもりですが、相手を困らせます。
「何でもいいです」ほど、選びにくい言い方はありません。
「何でもいいです」では、何にもわかりません。
選択肢が、あまりに多すぎて困ります。
希望を言うのは、ずうずうしいことではありません。
むしろ助かります。
希望を言うから、選択が限られ、選びやすくなります。
自分にとっても、相手にとっても、ハッピーになれるのです。