紫外線は、美肌を意識する女性の大敵です。
肌の弾力は、コラーゲンというタンパク質によるものです。
ベッドに例えて言えば、コラーゲンとはマットのバネです。
紫外線に当たることでDNAが傷つけば、バネの弾力が弱くなります。
弾力が弱くなったうえ、物理的な衝撃が外から加わると、元に戻らなくなり、しわになってしまうのです。
肌も、遺伝子に傷がついてしまうと、新陳代謝が衰え、しみやくすみもできやすくなります。
老化は、誰も避けては通れません。
紫外線は、そうした老化を加速させます。
紫外線にはビタミンDの生成を促すよい効果もありますが、美しい肌を保つなら、紫外線は大敵です。
特に夏場は、紫外線対策が必須です。
日焼け止めを塗ったり、紫外線効果のある化粧品を使ったりしましょう。
しかし、本当に美肌を意識するなら、夏だけでは不十分です。
冬場にも日焼け防止効果のある化粧品をおすすめします。
女性の肌に差が出るのは、夏場ではありません。
夏場は誰もが紫外線を避け、日焼け対策をしているため、差が出ません。
本当に差が出るのは、実は冬場です。
紫外線が弱い冬場は、多くの人が紫外線対策に手を抜くからです。
たしかに紫外線の弱い季節ですが、紫外線がないわけではありません。
あくまで「夏場に比べて少ない」というだけです。
実は、結構降り注いでいるのです。
「少ない」という言葉を「ほとんどない」と誤って解釈していませんか。
紫外線は、5秒間浴び続ければ、しみを作り始めます。
もちろん夏場ほど、本格的な紫外線対策をする必要はありませんが、せめて日焼け防止効果のある化粧品だけでも使いましょう。
冬場だから、使います。
冬場だからこそ、差ができるのです。
冬場にも、きちんと紫外線対策をしている女性は、10年後に差が出ます。
10年後、同世代の女性と比べて、若々しいのです。