への字になった口角は、老けて見える原因の1つです。
不機嫌そうな表情にも見え、美しい女性にふさわしくありません。
口角を少しでも上げて見せることで、にっこりした口元ができ、明るい雰囲気になります。
「垂れ下がった口角を、少しでも口角を上げて見せたい」
ここで1つ注意があります。
口角を上げるとはいえ、口紅で直接補正するのは、あまりおすすめしません。
唇の輪郭からはみ出した口紅は、口が大きく見えてしまうからです。
どうすればいいのでしょうか。
口角を上げてみせるメイクに必要になる化粧品は、ただ2つ。
「コンシーラー」と「リップペンシル」です。
上唇にリップペンシルを使い、下唇にコンシーラーを使います。
リップペンシルを使うとき、唇の輪郭に沿って描きません。
上唇の口角部分に限って、わざと輪郭からはみ出して、口角部分を少し上げて描きましょう。
ただし、上げすぎると不自然に見えますから、さりげない程度にしましょう。
目安としては、口角から1ミリから2ミリ程度です。
垂れ下がっている下唇の口角は、コンシーラーで消しましょう。
コンシーラーは、肌と同じ色のものを使います。
リップペンシルで上唇の口角を上げた分、下唇の口角も同じくらい上に上げます。
ここで、もう1つポイントがあります。
使うコンシーラーは、できればパール感が含まれたものがおすすめです。
リップペンシルとコンシーラーで口角がきゅっと上がると同時に、明るく立体感のある口元へと整います。
唇の輪郭を整え直してから、口紅を塗りましょう。
きゅっと口角が上がった若々しい口元が出来上がりです。