ある日、女友達とパソコンのことで、面白い出来事がありました。
メモリを増設したいと相談されたのです。
面倒だなと思ったので「それくらい自分でできるでしょ」と突っぱねました。
すると「無理。絶対できない!」と断固拒否されます。
仕方ないと思って、しぶしぶやることになりました。
パソコンのカバーを外して、メモリを増設して、完了です。
わずか10分くらいでできました。
あなたが機械に強い男性なら「なんだ。そんなことか」と思うでしょう。
私も「なんだ。そんなことか」と思っていました。
本当にささいなことです。
しかし、女友達からは驚くべきことを言われます。
「貴博君は本当に機械に強いね。すごい。天才でしょ!」
ささいなことを、褒められてしまったのです。
聞いているこちらが恥ずかしくなるくらいです。
決して私は特別ではありません。
周りにいる男友達も、それくらいのことをできる人は大勢います。
しかし、女友達からは羨ましく思われたのです。
その瞬間、はっとしました。
男性と女性の大きな違いに気づいたのです。
一般的に男性は、機械に強い傾向があります。
男性は空間認知や理論に強く、機械の動作把握にたけています。
電化製品を扱えるのはもちろんですが、なぜ動くのか、仕組みを知りたがります。
その一方、女性は機械に弱いものです。
女性は、電化製品の操作はできますが、なぜ動くのか理解が難しい。
男性と女性の差が特に大きいこの点を、恋に生かすのです。
男性は、女性にもっと機械に強いところをアピールすべきです。
往々にして男性たちは、自分たちが機械に強いことをあまり意識していません。
誰でもできると思ってしまいますし、事実多くの男性は当たり前のようにできる。
だからアピールを忘れます。
私も自分では気づきませんでした。
女友達から褒められ、はっと気づいたくらいです。
女性から見ると、機械に強い男性は、かなり衝撃的に映るようです。
「機械のことなら、俺に任せて!」と言ってみましょう。
実際、機械をうまく操るところを見せつけるのです。
笑ってしまいますが、天才かと思われるに違いありません。
自分ができないことをたやすくできる姿に強さを感じるのです。