デートに誘うのが上手な人は、相手の障壁を取り払います。
デートに誘って断られたときにどうするか。
「今度の土曜日、一緒に遊びに行かない?」
好きな人をデートに誘う。
しかし、相手は「ごめんね。時間がない」と断ってきます。
そう言われたとき、あなたならどう言い返しますか。
デートに誘うのが下手な人は「残念だね。じゃあ、また次の機会に」という言い方をします。
当たり障りのない終わり方です。
しかし、弱腰はよくありません。
「次の機会」という言い方をしたら、もうありません。
ゲームオーバーです。
抽象的な表現は、実現しないほうへ進みます。
「次の機会」というのは「あなたに対する興味は並々です」と公言しているようなものです。
そういう弱い返事の仕方は、きちんと相手に伝わります。
本当にまた会いたいと思っていないのがわかったので、また会おうと、本気で考えないのです。
デートに誘うのが上手な人は、こういうときは「じゃあ、いつ時間ある?」と聞きます。
「時間がない」と断られれば、時間のある日にデートをしようとするのです。
早めに、具体的な会う約束をしようと考えます。
「いつ時間がありますか」と聞くのは「どうしてもあなたとまた会いたい!」と公言しているようなものです。
強い熱意が感じられます。
さらに相手は「いつになるかわからない」と言ったとします。
そこで「わかった」と引き下がるのはよくありません。
「じゃあ、時間が空くまでずっと待っているよ」と言います。
「待っています」という言い方は、愛情があります。
デートに誘うのが上手な人は、断られても、実現するような言い方で返事をします。
断られてから、本当の誘いが始まります。
積極的に首を突っ込んでいくことです。
それが熱意の表現です。