旅行会社を通して団体で旅行に行くとき、添乗員が付くことがあります。
団体旅行を案内する、代表者です。
やはり、現地の事情に詳しい添乗員がいると、旅の安全もよくなりますね。
わからないことが聞けばいいですし、困ったときの頼りになります。
さて、頼りになる添乗員ですが、添乗員の後ろをつくだけになっていないでしょうか。
多くの人は「詳しい話は添乗員から説明があるだろう」と思っていることでしょう。
もちろん添乗員は案内役ですから、旅に必要な情報は、状況に応じて説明があるはずです。
しかし、その多くの説明は、基本的な内容が一般的です。
細かいことまですべて説明しようとすると、時間や体力の都合で難しいのです。
そこで必要なのが、積極的に尋ねる姿勢です。
込み入った情報は、やはり自分から添乗員に尋ねる姿勢が必要です。
たとえば、お土産を選ぶのに困ったときは「喜ばれやすいお土産物はありますか」と聞いてみるのもいいでしょう。
大きな文化施設なら「効率よく見て回るには、どういうルートがいいですか」です。
自分から聞かないかぎり、得られない情報があります。
現地に何度も旅行したことのある添乗員は、やはり情報通です。
ガイドブックにも載っていないような、最新情報や裏情報を知っていることもあるでしょう。
自分から積極的に聞けば、込み入った話や情報を聞くことができるのです。
偉そうな態度にならず、腰を低くしながら尋ねれば、添乗員も親切に答えてくれます。
そうして得られた情報で、旅を得することもあります。
受け身にならず、自分から添乗員に尋ねてみましょう。
添乗員と仲良くなれば、旅も快適になるのです。