観光地で「これなんだろう」と思うことがあります。
疑問を持つのは、素晴らしいことです。
しかし、せっかく疑問を持っても、恥ずかしいから聞くのをやめる人がいます。
尋ねることをしないのはもったいない。
新しいことを知るチャンスを捨てているからです。
旅行中は、どんどん恥をかくことを楽しむのがポイントです。
バスの乗務員でも現地の人にでもいいから、尋ねてみましょう。
わからないとぴんときませんし、本当に楽しめません。
旅先では、知っている人がいませんから、どんなことをしても恥にはなりません。
どうせ同じ場所に来ることはないから、恥はあって、ないようなものです。
また来たとしても、同じ人に会うとも限りません。
そもそも初めての土地では、何も知らなくて当たり前です。
質問をして「そんなことも知らないの」と思われることはない。
むしろ現地の人も「旅行者なら知らなくて当然だな。力になってあげよう」と考えてくれます。
「旅ではたくさん恥をかこう」と思って出かけるくらいでちょうどいい。
一期一会の精神で、どんどん恥をかきながら、気になったことは尋ねましょう。
そういう人が、旅を心から楽しむことができるのです。