飛行機に乗っているとき窓をのぞけば、地上には広大な山や海などが見渡せます。
視界に入りきらないくらい大きな山々や広大な海。
何かわくわくする感じはありませんか。
景色や風景もそうですが、一番どきどきしているのは、とんでもなく遠くへ向かっているという実感があるからです。
海外旅行で山や海を越えているとき、自分を超えるイメージを持つことが大切です。
道らしい道のない、大きくて高い山。
1人の力では絶対に超えられない、広大な海。
それらを飛行機で飛び越えるとき、まさにこれまでの自分を超えるのと同じ状況です。
これまでの住み慣れた土地を一時的に離れ、今まで目にしたことのない土地へ向かっています。
その先には、これまでの自分には目にしたことのない光景が、確実に広がっています。
その見たことのない光景を見た瞬間、自分はどんな反応をするのか。
それは自分でもわかりません。
実際に現地に着いて、新しい反応を示す自分に驚きます。
飛行機の中で寝たり、映画を見たりする人もいるでしょうが、ほんの少しでもいいので、窓から外の様子を眺めましょう。
飛行機の窓から見える山と海の感動は「とんでもなく遠くへ向かっているぞ」という実感を少しでも持つこと。
海外旅行を楽しむ前の大切な儀式なのです。