スリムに見せたければ「色」を利用しましょう。
色の使い方を少し工夫すれば、スリムに見せることができます。
では、どのような色を使うのかというと「寒色系」の色です。
黒、茶色、紺、灰色のような落ち着いた色です。
これらの寒色系の色は、別名「収縮色」と言われます。
その名のとおり、実物を収縮しているように見せる効果のある色です。
いわゆる「着痩せ効果」があります。
スリムに見せたいときには、ぜひ活用しましょう。
たとえば、同じ大きさの「白い馬」と「黒い馬」がいるとします。
そのとき2頭は同じ大きさであるにもかかわらず、黒い馬のほうが引き締まっているように見えるはずです。
黒い色が馬を収縮させて見えてしまうように、目が錯覚を起こしているからです。
もちろん本当に痩せているのではなく、人の目の錯覚です。
しかし、色を変えるだけでスリムに見える錯覚なら、早い話だと思いませんか。
色だけで印象が変わりますから侮れません。
さて、これを利用したのが「スーツ」です。
男性でも女性でも、スーツは必ず寒色系の色である黒や紺やグレーが基本です。
ぼんやりしている学生も、スーツを着るだけで引き締まって見えませんか。
体型がスリムに見えるだけでなく、落ち着いて見えるようになりますから驚きです。
スーツに寒色系が使われているのは、そういう理由からです。
もちろん私服でも寒色系の色を、ぜひ利用しましょう。
普段よりスリムに見せるためには、色がポイントなのです。