「あなたのことが好きです。付き合ってください!」
いきなりの告白に、相手はこう答えます。
「あなたのこと、よく知らない。ごめんなさい。友人から始めましょう」
告白した人は、振られたと思います。
落ち込んで、涙することでしょう。
実は、OKをもらっています。
あなたの気持ちを伝えることに成功でき、そのうえいきなり友人からスタートできます。
富士山の5合目からスタートしているようなものです。
友人から始められるだけでも、御の字です。
別に、相手と話ができなくなったわけでもありません。
今まで通り、いえ、むしろ今まで以上の関係からスタートできます。
十分にOKをもらっているではありませんか。
「友人から始めましょう」と言われたら、OKをもらったも同然です。
友人までたどり着けば、電話番号やメールアドレスの交換ができます。
コミュニケーションの機会がたくさん増えて、お互いをもっと知り合えます。
そこできちんと自分のことをアピールできればいい。
「友人」から始めた付き合いは、いつの間にか「恋人」に変わっています。
「友人から始めましょう」という言葉に落ち込むことはありません。
むしろ、小躍りして喜んでいいのです。