私が人と会うときには、いつも「短時間」を意識しています。
もちろんお互いの貴重な時間を大切にするためもありますが、もう1つ別の意味があります。
濃い時間にするためにです。
お互いの仲を深めるときには「長時間」を連想してしまいがちです。
時間が長いほうが、ゆっくり食事ができたり、話ができたりします。
しかし、往々にして、余裕のある時間は、だらだらした時間に変わります。
デートの時間は、長時間より、短時間のほうがいい。
時間が短くても、制限があるほうが「タイムプレッシャー」を意識するため、意欲が高まります。
一緒に食事をするときも、5時間も一緒にいると、どこかで疲れがたまり、だらだらになります。
しかし「2時間だけ」という制限時間を設けると、なぜか会話がはかどりやすくなります。
私がデートをするときには、いつも時間は短いほうです。
もちろん一緒に長時間いるのもいいですが、短いデートというのは、また違った楽しみがあります。
短い時間だからこそ、行動に力がみなぎり、気分も高揚しやすくなります。
時間に制限があるからこそ、意欲が高まり、熱くなれます。
あなたが人と会うときには、仲良くなるために「長時間」を意識していたのではないでしょうか。
実は、長時間だったからうまくいかないのかもしれません。
あえて「短時間」を意識してみましょう。
メリハリがつくと、なぜか濃い時間を過ごせます。