気持ちを伝えるための手段は、告白しかないと思っていませんか。
告白しか手段がない人は、幅の狭い恋愛しかできません。
告白とは、気持ちを伝えるということです。
好きだから付き合いたい気持ちを、直接ぶつけることです。
もちろんそうした手段によって始まる恋愛もあります。
しかし、それだけではないということです。
私は、まだお尻の青かった恋愛初心者のころ、恋愛といえば告白でした。
告白しないと恋愛が始まらないと思っていたからです。
たしかに告白は、付き合う付き合わないという区切りがはっきりできてよい一面もあります。
ですが告白を迫ったとき、相手にYesかNoかの2種類しか選ばせないということは、それだけ相手に負担を与えます。
失敗率も高くなり、危ない橋を渡ることになります。
方法が下手だったのです。
告白は、もうすでに付き合っているような状態になり、今さらといった感じで口にするほうがいい。
初めは軽く誘うという程度でかまいません。
「一緒に映画、見に行こう」
「一緒にカラオケに行こう」
このように小さく相手を誘えばいいのです。
相手がNoと言うわけがないような小さなアピールから始めます。
たとえ断られてもショックが小さくてすみます。
一緒に出かけている間に、自分のことを知ってもらう時間を作れます。
告白は、いきなり選択を迫られるため、あなたのことを知らないからとりあえず断ってしまうのです。