執筆者:水口貴博

日々の感動を増やす30の方法

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1カ月に1冊でいい。普段買わない本を買って読んでみよう。

1カ月に1冊でいい。普段買わない本を買って読んでみよう。 | 日々の感動を増やす30の方法

1カ月に1冊でいいのです。

普段買わない本を買って読んでみましょう。

興味も感心もなくてかまいません。

畑違いであればあるほどいい。

たとえば、男性であれば女性向けの書籍であり、女性であれば男性向けの書籍です。

大人なら子ども向けの本を買ってみます。

普段ビジネス書ばかり読んでいるなら、小説を買って読んでみます。

普段小説ばかり読んでいるなら、ビジネス書を買って読んでみます。

犬を飼っていなくても、犬の飼い方の本を買って読んでみるのもOKです。

運動が苦手でも、筋トレやランニングの本を買ってみるのも素晴らしい。

自分にとって異世界の本を買って読んでみましょう。

「まったく知らない世界だ。完全に未知の領域だ。よし、買ってみるか」

これでいいのです。

普段買わない本に目を通してみると、必ずショックを受けます。

見たことも聞いたこともない新世界が広がっているでしょう。

「うわっ!」「なんだこれ!」と声を上げそうになるでしょう。

がつんと頭を殴られたようなショックを受け、目まいでくらくらするでしょう。

これがいいのです。

ショックはショックでも、ポジティブなショックです。

がつんと頭に響いたということは、それだけインパクトも大きい証拠です。

新鮮な刺激であり、新しい変化です。

大きなショックを受けるとともに、あなたの視野と見識が広がります。

どれだけ大きなショックを受けても命には関わらないので安心してください。

自腹を切ることが大切

ここで大切なのは「買って読む」という点です。

立ち読みだけでは不十分です。

立ち読み程度では「見るだけ」「眺めるだけ」という表面的な読み方になってしまい、効果が半減します。

借りて読むのも要注意です。

借り物の本は「汚してはいけない」「傷を付けてはいけない」という抵抗が働くため、吸収が中途半端になります。

気になるところにマーカーを引いたり折り目をつけたりできません。

きちんと自分のお金で買って、自分の所有物とすることです。

「せっかくお金を払ったのだから!」と自分を追い込めます。

自腹を切って経済的な痛みが伴えば気合が入り、読めるようになります。

気になるところにマーカーを引くのも折り目をつけるのも自由にでき、吸収力も高まります。

「お金が無駄になったらどうするの?」と思いますが、無駄を恐れていてはチャレンジできません。

自分の殻を破るためには、勇気とチャレンジが必要です。

本1冊といっても、1,000円や1,500円程度でしょう。

このくらいの金額で大きなショックを受けられるなら安いものです。

普段買わない本を読むのは、海外旅行並みの衝撃があります。

海外旅行の費用に比べれば、破格の金額です。

普段買わない本を買って読んでみることは、冒険になる

本屋に行って、普段買わない本を買って読んでみましょう。

これを1カ月に1回のペースでやってみます。

毎日・毎週は難しくても、月に1回であれば、無理なく取り組めるのではないでしょうか。

月1回のペースを続けると、1年で12回、大きなショックを受ける機会が得られます。

1年後には、あなたの視野と価値観が一回り大きくなっているはずです。

海外旅行に行くつもりで、普段買わない本を買ってみてください。

普段買わない本を買って読んでみるのは、もはや冒険なのです。

日々の感動を増やす方法(10)
  • 1カ月に1回、普段買わない本を買って読んでみる。
スキーもスノーボードも、雪の季節しか楽しめない。
もたもたしていると、遊ぶタイミングを逃してしまう。

日々の感動を増やす30の方法

  1. 「心の運動不足」になっていませんか。
  2. 感動の音は、すぐそこにある。
    耳を澄まして心で聴くだけでいい。
  3. 大人になると感動が減る、本当の理由。
  4. 感動したいなら、学問するのが手っ取り早い。
    目からうろこが落ちる機会を作ろう。
  5. 日記をつけるだけで、日々の感動が増える。
  6. 何かに感動したら「思い出ができた」と呼んでいい。
  7. あなたが歩く足音も、音楽。
  8. 何か変化を持たせたいと思ったときのキーワード。
    「いつもの逆」。
  9. 自分が感じたことは、常に正しい。
    人の感じ方に合わせる必要はない。
  10. 1カ月に1冊でいい。
    普段買わない本を買って読んでみよう。
  11. スキーもスノーボードも、雪の季節しか楽しめない。
    もたもたしていると、遊ぶタイミングを逃してしまう。
  12. 驚くことは感動することだ。
    感動を増やしたいなら、驚く機会を増やせばいい。
  13. 感動を増やすには、初めてのことに挑戦すればいい。
  14. 線引き・書き込みのある中古本には、新品にはない面白さがある。
  15. 過去は楽観するのが大切。
    未来も楽観するのが大切。
    現在も楽観するのが大切。
  16. どんなに落ち込んでいても、おいしいものを食べるくらいはできるはずだ。
  17. 意地を張って驚くのを拒むと、感動できない。
    素直に驚くと、人生で多くの感動を楽しめる。
  18. 水たまりは、自然が生み出したアスレチック。
    いらいらするものではなく、ゲーム感覚で楽しむもの。
  19. 視点が変われば、景色が変わる。
    1つの対象から無限の景色を見いだす。
  20. 日記のネタ作りのために行動するのも悪くない。
  21. 面白い景色を楽しめる穴場は「歩道橋」にある。
  22. 思いどおりにいかないことがあるから、人生は楽しい。
  23. 「素晴らしい」という一言は、感謝と感動を引き出す言葉。
  24. 遠くの土地に行くだけが旅ではない。
    近所を巡ることも素晴らしい旅。
  25. 食べ物の好き嫌いの矛盾に気づく。
  26. 天体望遠鏡がなくてもいい。
    普通の双眼鏡でも、月の天体観察を楽しめる。
  27. 興味の火は、ずっと燃え続けるとは限らない。
    何事も興味があるうちに行動するのが吉。
  28. 友人宅に初訪問したら、いいところを見つけて褒めよう。
  29. 「前から思っていたんだけど」と前置きしてから褒めれば、感動が倍増する。
  30. 太陽が昇る瞬間、沈む瞬間に、感動がある。

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