好きな人との会話で、ネタに困ることがあります。
そんなときは、役立つ会話ネタがあります。
それは「天気の話」です。
「天気のネタなんて普通すぎてつまらない。面白くない人と思われる。楽しくて面白い話をしないといけない」
そう思ったあなた。
それがよくありません。
会話に余計な力が入っています。
好きな人の前では、つい会話に余計な力が入りやすい。
「楽しくて面白い話をしないといけない」と力んでいるから、変に緊張してしまいます。
楽しくて面白い話を意識しすぎると、普通の会話すらできなくなります。
天気の話題といえば、人間関係の定番ネタですが、もちろん恋愛でも使えるネタです。
天気は、すべての人が関わっているテーマです。
快晴は誰にとっても快晴であり、雨は誰にとっても雨です。
そのため、とりあえず天気の話を持ち出せば、共通の話題として会話が成立します。
平凡なネタですが、だからといって悪い印象を与えることはありません。
普通の話を普通にすることで「普通の話ができる人だね」と思ってもらえるので、礼儀正しく常識的な印象につながります。
もしあなたの身近に仲のいいカップルがいるなら、2人の会話内容に注目してみてください。
普通に天気の話題を楽しんでいるはずです。
天気の話をしているだけなのに、ほほ笑ましい雰囲気が漂っているでしょう。
しかもそこから話が広がっているはずです。
定番の会話ネタですが、だからこそいつでもどこでも誰にでも有効です。
会話ネタに困ったら、堂々と天気の話を持ち出しましょう。
普通のネタで大いに結構。
もっと肩の力を抜き、普通を大切にしましょう。
相手が好きな人であっても、ためらうことなく堂々と天気のネタを持ち出してOKです。
快晴で美しい青空が広がっているなら「今日は天気がよくて気持ちいいね。青空がきれいだね」と話します。
雨が降っているなら「今日は雨だね。しばらく雨が続くみたいだよ。でも雨は雨なりに楽しいよね」と持ち出します。
風の強い日なら「今日は風がすごいね。吹き飛ばされそう。目にごみが入りそう」と話します。
天気の小さな変化にも目を向ければ、五感が研ぎ澄まされ、感性も豊かになります。
「普通の会話」を大切にしましょう。
普通の話が普通にできれば十分です。
普通に話を始めれば、そこから話の輪が広がります。