同棲中は、小さな一言で喧嘩になります。
次の一言に心当たりはありませんか。
特にこだわりがないことを伝えるときの便利な一言です。
普段から口癖になっている人も多いのではないでしょうか。
しかし、どの一言も注意が必要です。
不本意に相手を怒らせてしまうことがあるため、できるだけ控えたほうがいいでしょう。
たとえば、相手から「今日の夕食は何が食べたい?」と聞かれたとします。
「何でもいいよ」と答えると、相手を不機嫌にさせるでしょう。
「考えるのが面倒だから、そちらで適当に何とかしておいてくれ」と言われているように聞こえます。
「何でもいい」という一言には、ぶっきらぼうで投げやりな印象があります。
「どこでもいい」という一言も注意したい。
「週末のデートはどこに行きたい?」と聞かれたとき「どこでもいいよ」と答えると、相手は怒り出すかもしれません。
デートに興味がなく、やる気がないことがうかがえます。
恋愛感情もとっくに冷めているように感じるでしょう。
「仕方ないからデートしてやる」というニュアンスもあり、喧嘩を招く原因になるでしょう。
「どちらでもいい」という口癖も誤解を招きやすい一言です。
相手から「明日の朝食は、パンとご飯のどちらがいい?」と聞かれたとします。
「どちらでもいい」と答えると、やはり素っ気ない印象があり、相手に不快感を与えてしまうでしょう。
たとえ本音だとしても「どちらでもいい」という一言は誤解を招きやすい。
コミュニケーションを拒否されているように感じ、控えておくのが得策です。
こうしたときは、できるだけ具体的に答えるようにしましょう。
「パスタが食べたい」「パンが食べたい」と限定した答え方をすれば、相手も納得してくれます。
具体的に考えにくいなら、少し抽象的であってもかまいません。
「温かいものがいいな」「冷たいものがいいな」という程度なら、相手を不快にさせることはないでしょう。
少なくとも「きちんと考えたうえで答えている」という印象は伝わるはずです。
本当に何でもいいなら「あなたの好きなものでいいよ」という答え方が最適です。
「何でもいい」「どちらでもいい」と同じ意味ですが、個人の尊重が含まれているため、印象がよくなります。
「あなたの気持ちを大切にしたい」という意味が含まれているので、不機嫌にさせることはなくなります。