喧嘩をした後こそ、一緒に寝ましょう。
普段一緒に寝ている夫婦なら、喧嘩の後は別々に寝たいでしょう。
腹が立っていると、N極同士の磁石のように、反発力が生まれます。
「顔を合わせたくない」
「一緒に寝るどころではない」
「寝る場所を分けたい」
腹が立っていれば、それは正直な気持ちであり、普通の感覚です。
喧嘩の後は、相手と話すどころか、会いたくなると思うはず。
「一緒に寝るなんてとんでもない」と思うかもしれません。
しかし、別々に寝てしまうと、2人の距離は離れたままになるでしょう。
物理的に距離が離れるため、接触の機会がなくなります。
別々に寝る日が続けば、今度は元の状態に戻りにくくなります。
ひびはどんどん大きくなり、修復できないほど悪化してしまいます。
少し抵抗はありますが、喧嘩で腹が立っていても、一緒に寝るよう心がけましょう。
喧嘩の後でも、普段どおり一緒に寝るだけでいい。
たとえ大喧嘩の後でも、抵抗感を振り払って、一緒に寝るのがよい。
ベッドは、寝る場所であると同時に、不仲を改善する場所でもあります。
一緒に寝ると、一度離れた2人の心を近づける効果があります。
最初は嫌悪感や違和感があっても、だんだん仲のいい雰囲気が戻って、仲直りがしやすくなります。
普段別々に寝ていたとしても「今日は一緒に寝よう」と誘ってみましょう。
「喧嘩中なのにどうして一緒に寝ないのいけないの?」と言われても「喧嘩の後だから一緒に寝る」と言い返します。
夫婦ですから、積極的な仲直りを心がけたい。
仲直りをするためなら、時には抵抗感に逆らう行動も必要です。
喧嘩で2人の関係にひびが入っても、一緒に寝れば、修復が早くなります。