同棲中、近所の騒音に悩まされることがあります。
隣の部屋から大音量の音楽が聞こえてくる。
ばたばた走り回る音が響いてくる。
夜中にもかかわらず、話し声がうるさい。
昼間に洗濯機を回すくらいなら、まだ仕方ない生活音ですが、非常識な騒音には悩まされます。
音は目に見えませんが、人を不快にさせる力は強烈です。
勉強に集中しにくかったり、睡眠を邪魔されたりなど、生活に支障が出ます。
同棲中、近所の騒音がうるさくて悩むカップルも多いのではないでしょうか。
近所の騒音に悩んだとき、2つの対処法があります。
「直接苦情を言いに行くパターン」と「大家や管理会社を通すパターン」です。
どちらのパターンにも共通するのは「穏便な解決を心がける」という点です。
最も早い解決を望むなら、直接苦情を言いに行くのが一番です。
直接相手の部屋まで行き、ドアのベルを鳴らし、面と向かって苦情を言ってもマナー違反ではありません。
ただし、直接苦情を言いに行くなら、言い方には注意しましょう。
感情的になって怒鳴るような言い方はよくありません。
「うるさい!」「やめてください!」と感情的な言い方では、相手を怒らせてしまうことがあります。
場合によっては、別のトラブルに発展する可能性があるため、言い方には注意しましょう。
直接苦情を言いに行くなら、怒鳴るような言い方ではなく、困っているような言い方を心がけるようにしましょう。
騒音のせいで自分がどれだけ苦しんでいるか訴えるような言い方のほうがいいでしょう。
「こちらまで音が響いてきて困っています」
「熟睡できないので、もう少し静かにしていただけますか」
「勉強に集中できないので、もう少し静かにしていただけますか」
こうした言い方なら、きっと相手は自分のマナー違反に気づき、スムーズに聞き入れてくれるはずです。
一言の苦情だけで、あっさり解決することもあります。
自分で直接苦情を言いに行くのは、抵抗がある人もいるでしょう。
また何度苦情を入れても、改善されないこともあるはずです。
そんなときは、大家や管理会社を通して注意してもらうようにします。
大家や管理会社に騒音に悩んでいる事情を説明すれば、適切に対処してくれるはずです。
直接苦情を言いに行くのと比べて、かどがないため、人間関係のトラブルは避けられるでしょう。